【四方山話】では、西院の名所・歴史・グルメ・珍百景等々また、質屋に関するあれこれをご紹介していきます。

第2回目は、西院の地名の由来です。

西大路四条交差点の付近は西院という地名がついています。

平安時代の初期に、淳和天皇がここに離宮を建てましたが、 御所より西にあることより西院と呼ばれました。

「西院」は阪急電車では「さいいん」、京福電車では「さい」と読み仮名がうたれていますが、 地元民は、老若男女「さぁいん」と呼びます。この呼び方と独特でのイントネーションで界隈出身者かどうかわかりますよ。

 

西大路四条交差点の北東角にあるのが高山寺(こうさんじ)

ここは、「西院」の地点にあることから、「賽(さい)の河原」を守るお寺といわれるようになったとのことです。

「賽の河原」とは、小さくて亡くなった子供たちが、三途の川を渡る河原のことで、

地蔵菩薩がそこで子供たちを守って下さいます。